2015年5月15日金曜日

宿泊施設




標本研究にこられる方が宿泊できる
小さな施設

スタッフWとMで久々に掃除をしました♪

普段はトイレくらいしか使用しないので
散らかることはないのですが、かなり灰が入っていました。
つい先日の降灰もすさまじかったですね。


宿泊されるのはコケの研究者なのだから

ムシくらい居ても平気だと思う?(大きなアシダカグモとサツマゴキブリがいました)
ベッドがなくても寝袋で平気だと思う?(ベッドあります)
実はお湯がなくても大丈夫だったり?(プロパンガスです)


などなど


コケの研究者=老若男女問わず非常に逞しいアウトドアOK派に違いない(?!)
と勝手に妄想(すみません)しつつ掃除終了。





敷地内は今チリアヤメが満開です。









※標本研究及び宿泊については事前にお問合わせください。






2015年5月1日金曜日

標本庫の停電


服部植物研究所には、展示室から少し離れた十文字(大手門近く)に
「標本庫」があります。
一般公開はされていませんが、コケの標本や、文献が収蔵されており
研究者が標本研究のため滞在されることもあります。



今朝のこと。
事務所で昨年まで使用されていたPCを標本庫に移動させました。
ところが設置しても電源が入りません。
設置方法がまずかったのかと配線を見直すも
全く作動せずで頭を抱えていましたが
別棟の照明スイッチを入れ、点灯しないのを見て
始めて停電していることに気が付きました。


界隈は「停電」している様子は無いので、ブレーカーを確認。
















どう見ても「ON」になっています。
すべて入れ直してみましたが反応ナシ。。。
仕方なく、事務所で勤務中だったスタッフFさんとWさんに泣きついて
九州電力に連絡をしてもらい、見に来ていただきました。

その結果、停電の理由は屋外の分電盤に有り。
落雷により漏電ブレーカーが作動したのだそうです。
見た目では気付くことができず、勉強になりました。

















なにごともなく再稼働して一安心。

いまどきこのようなタイプはかなり珍しいそうで
交換するヒューズがもう売られていないらしく
故障する前にとり変えた方が良いのではとアドバイスをいただきました。


けれど、使い続けていても別段危険は無いそうです。




研究所で使用している道具には、長く使い続けてこられたものがたくさんあります。


































ヒューズを携えた分電盤も、何事もなければこの先も
ずっと使い続けられるのではないでしょうか。

一概には言えないのかもしれませんが
昔のものは、「丈夫」ですね。